2017年8月30日水曜日

Fifth Harmony はこれで良いのか?

8/27に行われたMTVの"Video Music Awards 2017"。
VMAsと言えば、なんだかんだ伝説を生みますよね。
民放の授賞式では見かけない類の過激さがある印象なんだけど。
ケーブルテレビだから自由なのか?

そんなMTVだからか何なのか、今回のFifth Harmony のパフォーマンスは毒を含んでおりました。
あれ?5人で並んでる?って思ったら、歌いだす直前に1人後ろへ吹っ飛んだよ!
 …これは無いでしょ。これは一目瞭然カミラのことでしょ。

VMAsの翌日に出演した"Good Morning America"で、この演出について聞かれた彼女たち。(下の動画の1:05から)
アリーいわく「私たちずっと5人目のメンバーを追加しないの?って聞かれ続けてるんだけど『私たち”4人”がFifth Harmony なのよ』ってことをアーティスティックなやり方で表現したかったの。」
つまりあれはカミラのことじゃないって言ってるんですけど…なんとか上手いこと取り繕うとしてるようにしか見えません。

道徳の時間みたいなこと言いますけど、あのパフォーマンスを見たカミラ本人は傷つくと思うよ。
もうこれ見てから、カミラ vs 4人の構図が、クラスのNo.1アイドル vs つるんでいじめてるNo.2集団のように見えてきちゃった。
ファンたちのコメントを見ると「MTVの演出なんだからしょうがない」とか「テレビ的に話題になることをしなきゃいけないんだ」とか彼女たちをかばうものが多いけど、本人たち、本当にこれで良いと思ってるの?

じゃあ先日8/25に公開になった"He Like That"のミュージックビデオ。
これも「一番になるためなんだからしょうがない」演出なんだろうか。
これが本人たちの表現したいことなの?
ここに何か主張はあるの?
ただのエロビデオだろコレ。

これは本当の自分なの?
どんな自分になりたいの?
どんなアーティストになりたくてXファクターに出たの?

…なんかいろいろ勘ぐっちゃうんですけどね、もしかしてFifth Harmonyの4人は、この方向性を「違う」とはっきり言って出て行ったカミラに嫉妬してるんじゃないかな。

彼女たち自身も、Fifth Harmonyの方向性に疑問を持っているんだけど、それに反発できるほどの実力が無いから、カミラが否定したエロ路線に突き進むことで自分自身を保ってるんじゃないかな。




今回のVMAsでは、心が震えるような感動的なパフォーマンスやスピーチがありました。
自分を飾るものを全て捨てて"We're beautiful"と歌うアレッシア・カーラ。

アーティストたちに"本当の自分で居続けてくれてありがとう”と、そのままの自分で良いんだということを娘に伝えたP!nk。

アーティストってそういうものなんだと思う。
本当の自分を表現し続ける強さを持ってる人なんじゃないかと思う。

Fifth Harmonyの4人は自分に嘘をついていないかな。
彼女たちが15歳や16歳の頃から見てるから、とても心配です。あ、アリーは19歳だったけど。
何年か経ったのちに、彼女たちがなりたかった自分になって活躍していることを、願ってやみません。

2 件のコメント:

  1. マイコさん❢
    お久しぶりです‼ RMデス!

    同感です!
    MTVのパフォーマンス…
    残念としか言えませんでした( ノД`)
    5人ステージに立った時点で会場は 
    どよめいていましたし…そして4人…
    会場にいたエド・シーランも映りましたが
    複雑な表情に見えました。
    彼女達の歌声も感動させるものでは
    なかったように思いました。
    また、カミラとの距離は離れてゆく…
    取り巻きの大人に操られているのか
    アダルト路線で進まないと売れないのでしょうか

    昨日、再来日しましたが…日本では歌唱力で
    魅了して欲しいですね
    ずっと勝手に見守っていた自分からすると
    自分が描いていた理想的な5H では無いので
    遠のいてしまいそうです。
    普段の5人は素のままでいて欲しいですネ❢

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    1. RMさん♪

      ホント…残念でしたよね…。
      4人はインタビューでもカミラのことを聞かれても答えようとしないし、そんなに嫌いになっちゃったの?と、すごく寂しい気持ちです(´;ω;`)
      ここまでカミラの存在を否定しているのを見てしまうと、今の4人の笑顔も作りものなんじゃないかと疑ってしまいそう。

      アルバムの内容も良かったんだから、わざわざあんなパフォーマンスしなくてもいいのになあ。

      カミラという強大な存在感の持ち主が抜けたことで、4人の個性が引き立つようになったのは確かだと思うんですよ。
      だから、この機会を活かして、自分たちの魅力をもっともっとアピールできるようなパフォーマンスをして欲しかったです。

      だけど…今回のMTVでのパフォーマンスやミュージックビデオは、ショッキングな演出とセクシーなダンスに頼らなければ観客を引き付けることができないんだ、ということを自分たちで証明しちゃったような気がします。
      まあ本人たちも、ライブでは自分たち4人のボーカルが微妙なのを自覚していると思うんですよね。
      だから、その自信のなさもあって、周りの大人の言う通りにインパクトのあるパフォーマンスやアダルト路線を受け入れてしまってるのかなあとも思います。

      Fifth Harmony の5人ともが、歳をとったときに「Fifth Harmony になれて良かった」と思えるような生き方をして欲しいです!

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